アニメ『王様ランキング』突出した”気になる”さの秘密は?
こんにちは、ユキツーです。
タイトルを見てご訪問いただいた方、大変感謝いたします。
なぜなら私、昨季からアニメ『王様ランキング』を激推ししているからでございます。
では早速、アニメ『王様ランキング』気になる秘密をご紹介します!
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『作画とストーリー』
まずは、作画のラフさとハンデを負う主人公ボッチの生きづらさがマッチしているところです!
タイトル画面を見ただけで観ることをやめてしまう人が多くいる程作画はラフです。
しかし、あえてラフな作画にしていると思わせるほどストーリーとの相性がいいんです。
「カゲ」という異様な姿の存在が馴染んでいるのもこの作画だからな気がしますしね!
さらにラフな作画には人間の感情(特に怒哀)を表現するのに適していると感じます。
人間味が溢れる怒りや涙のシーンの印象がとても強いのがこの作品の特徴だと感じます。
登場人物の全てに裏があるような感じに見えたりします。
そんなところも含め、この作画のおかげで人間味のある素晴らしい作品に仕上がっていると思います。
『親子愛』
親子愛が描かれる作品は星の数ほどあります。
他の作品と何が違うのか…
やはりそれはボッチの背負うハンデだと思います。
これは私の経験ですが、特別支援学校で障害を持つ子供たちのお世話をした時のことです。
担当してくれた先生が言うのです。
「この子達は天使なの。」
通常の学校でも働いたことのあるその担当の先生は、「子供はみんな好きだけど障害を持つ子供たちは本当に天使!」と語ってくれました。
人間が持つ特性なのでしょうか?
たしかに分かる気がしました。
こちらの思ったことが伝わりにくいが故に、伝わったと感じた時の喜びは格別だったのを覚えています。
物語の中にもそのようなシーンがありましたね。
義母のヒリング王妃の不器用でも愛の詰まった行動は涙なしでは観られないですもんね!
そして、ヒリング王妃がハンデを負うボッチをかわいく思う気持ちと視聴者側が障害を負う子供をかわいく思う人間の特性が重なるんです。
こうなったらもうボッチは自分の家族のような存在になり『王様ランキング』に夢中になるってわけですね!
このアニメ『王様ランキング』が人気になっている今の日本はまだまだ捨てたもんじゃないと感じます。
多くの人が清らかな心を持つからこそボッチのことが気になるのですから!
この作品の親子愛と言えば実の母親との関係も気になるところです。
現在16話まで公開されています。
ちょうど16話で実の母親が登場しましたね。
もう悲しすぎるシーンでしたけどね…
『清らかなボッチの心』
”これをしたら相手が悲しむ”をわかっているボッチ。
生き物に優しいボッチ。
本音と建前に苦しむボッチ。
作品中に随所に出てくるこれらのシーンはボッチの魅力が詰まった名シーンです。
その元がボッチの清らかな心です。
こんな心を持つ子供が我が子だったら…
そんな思いまで持ってしまいます。
幼い頃、地面を歩いている蟻を平気で踏みつける大人に寒気がしたことを思い出します。
誰でも幼い頃はボッチのような心を持っていたんですからね。
清らかな心のボッチが眩しく見えるのは当然と言えば当然ですね!
『親友』
唯一のボッチの友人「カゲ」。
人ならざる異様な姿。
それは口なのか手なのか…
暗殺に特化した一族の生き残り。
そして、呪われた姿…
1人寂しく悪事を働きながら生きながらえてきたカゲ。
ボッチとは正反対の位置にいる存在。
そんなカゲがボッチの行く道を照らす灯りになる。
辛く悲しい過去を表に出さず、男として認めたボッチに生涯を捧げる。
この物語のいちばんかっこいい奴!
ボッチと会話できる唯一の存在。
カゲなくして王様ランキング1位はない!
ボッチの親友!
『最後に…』
原作のマンガを読んだことはありませんが、2021年10月にアニメ『王様ランキング』の1話を視聴し衝撃を受けました。
タイトルのイラストはキレイな絵ではなく、子供向けの作品なんだろうな…と感じていました。
新作アニメだったので「とりあえず観てみるか…」という感じで1話を観たのを覚えています。
1話の衝撃の後、友人に薦めてみました。
すると、「絵がキライ」「観る気がしない」と一蹴されました。
顔を合わせるたびに私がこのアニメを薦めるのでしょうがなく観てくれた友人も、今は同じく『王様ランキング』の大ファンになっています。
ぜひぜひ、多くの方に『王様ランキング』を観てもらいたいです!
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