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『浜松市民オーケストラ』“第九”を知らない素人の感想

こんにちは、ユキツーです。

昨日2月6日(日)に浜松市民オーケストラのコンサートを聴きに行ってきました。

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私がこの類のものを好きというわけではありません。

たまたま知り合いに浜松市民オーケストラの団員がいてチケットをいただけたので行ってきました。

音楽に関してはなかなかの素人です。

有名な作曲家も有名な曲も「なんとなく聴いたことあるかも…」程度です。

今回の演目が“第九”だと聞いても「へー」くらいにしか反応できませんでした。

音楽はJ-POP以外は聴くことがありません。

そんな音楽に無知な私ですのでオーケストラのコンサートを聴くことは初めての経験でした。

 

印象的だったのがスタートした少し後にバイオリンが入ってくるのですが、この音がとても美しく風に乗ってお散歩しているようでした。

そしてパーカッションの放つ臨場感とでも言うのでしょうか?ただの打楽器くらいにしか思ってなかった自分が恥ずかしいです。

この2つに衝撃を受け、序盤は圧倒されるわけですが、そのうち素人ならではのダメなやつがくるんです!

一旦指揮者が下がり、合唱団が入場してから第二部が始まりました。

この時には最初の衝撃が和らいで音が心地いいものに感じてきました。

音が心地いいんです。

そしたら素人は眠くなるんです!

だって音は心地いいのに全く知らない曲なわけですから。

たぶん15分ほどウトウトしながら気持ちのいい時間を過ごしてしまいました。

浜オケの皆さんには大変申し訳ないことをしました。

ごめんなさい。

コンサートも後半になると合唱団の登場となります。

先陣を切ったのはバスバリトンの歌い手の方でした。

たった1人で会場を支配するような声質と声量には若干の眠気が残っていた私も完全に支配されていつの間にか聴き入っていました。

ソプラノ、アルト、テノール、バスバリトンの4名の歌い手の方はプロなのでしょうか?

4名ともすさまじい迫力でした。

合唱団の方々も演奏に負けない素晴らしい合唱を披露していただき感謝です。

ただ、合唱団の方々は全員マスクをしていたので若干声がこもる感じがしました。

そこは少し残念でしたね。

 

開演から1時間半くらいのコンサートでしたが素人の私でも行って良かったと感じました。

芸術に触れる機会や美しいものに触れる機会は人として必要なことだと常々感じているので、今回の経験はとてもいいものになりました。

素人には謎だらけのコンサートで違った意味でもおもしろかったです。

違った意味というと怒られそうですが、いくつか例を挙げてみますね。

①一般的に指揮者で音が変わると言われるが、指揮者を見ずに演奏している人が多いのに何が変わるんだろう…と感じたこと。

②合唱団の入場が早すぎてめちゃくちゃ暇そうにしていた人がいて微笑ましかったこと。

③演奏者の座り方にもいろいろあり、どのパートにも2、3人の座り姿がとても美しい人がいたこと。

④打楽器でたまに出てくるシンバルが出番が少ない割に少しでもズレたら台無しにしてしまうとんでもなく重圧のかかる役だと感じたこと。

⑤小さいバイオリンはたくさんいて、大きいコントラバスは少数。オーケストラが生き物の生態系を表しているような感覚になったこと。

こんな感じで楽しくいろいろ考えたり感じたりできました。

本来は演奏について考えを巡らすべきなのでしょうがなんせ素人でして…

 

浜松市民オーケストラの方々は見た感じ定年を迎えるくらいの方から20代前半の方まだ幅広い年齢層の方々活動されているのだと感じました。

仕事とは別にこのような活動をする方々は輝いて見えますね。

価値ある時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。

機会があればまた行きたいと思います!

 

今日は浜松市民オーケストラのコンサートに行った感想でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。