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【プチ書評】『配達あかずきん』読書って楽しい!と思わせる爽快な本屋さんミステリー

こんにちは、ユキツーです。

最近Amazon prime readingのありがたさに感動しております。

漫画作品は一巻限定が多いですが、書籍はいろんなジャンルの作品が読み放題なんです!

今日はprime readingの小説をひとつご紹介します。

タイトルは『配達あかずきん』です。

 

イラストも合わせて1枚にまとめるとこんな感じです。

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私はさほど読書が得意ではありません。

本を読むことは嫌いではないんですが眠くなってしまいます。

そんな私が中断なく一気に読めてしまうほどの読みやすさと飽きさせない仕掛けがこの物語にはあります。

それがどこかと解説できるほどのスキルはありませんが間違いありません。

今まではよく辻村深月さんの作品が読みやすく感じていましたが、配達あかずきんの作者「大崎梢」さんの文章の方が気に入ってしまいました!

大人も子供も楽しめる一冊です!

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内容に関しては、第一章「パンダが囁く」で驚きの展開になりこの小説の期待感が増しました。

その上で第二章「標野にて 君が袖振る」で源氏物語を材料にして恋愛要素を入れてきたことで読み手の気持ちを軽くしながらも、より小説の世界に引き込んでいきます。

そして第三章、「配達あかずきん」ではヒロインが登場します。ここまでこの物語のヒロイン的存在はいない雰囲気で進んできての満を辞しての登場でした。美人でいてちょっぴりドジなヒロちゃんは万人から愛されるタイプです。ヒロインのピンチに誰もが釘付けになります。

こう振り返ってみると、完全に構成にしてやられた感があります。

興味を沸かせて、食いつかせて、飲み込ませる!

素晴らしいですね!

他の大崎さんの作品も読みたくなりました!

ちなみにこの作品は15年以上前のものらしいですが、まったく時代の古さを感じませんでした。

これから先、いつ読んでも違和感なく楽しめるっていいですよね!

 

皆さんもぜひ読んでみてください!

 

ちなみに本屋さんのアニメといえばパッと浮かぶのが『デンキ街の本屋さん』ですね!

書店員さんのドタバタをおもしろおかしく描いた名作です!

現在(2022年2月)プライムビデオで見放題になってます!

こちらもぜひお楽しみください!

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