【感想】夢をかなえるゾウ1 著者:水野敬也
こんにちは、ユキツーです。
ガネーシャ最高〜!& おもしろい‼︎
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この本は自己啓発本に分類されると思いますが、僕とガネーシャの2人のやり取りで物語が進行していきます。
基本的にこの本でしか言っていない目から鱗の新情報はありません。
「夢を叶えたい!」
「自分を変えたい!」
そう思う多くの人が陥っている夢が叶わない行動、自分を変えられない行動について皮肉混じりにアドバイスしていきます。
自己啓発本を読もうと思っていない若い世代にもおもしろく感じるコントのようなやり取りが特徴です。
今の仕事について悩んでいる人、夢を諦めきれずモヤモヤしている人、進路で悩んでいる中高生等々、年齢や職業問わず楽しめる本です。
私がいちばん印象的だった言葉は、
「やりたいことを探している状態では、いつまで経ってもやりたいことは見つからない。」
そんな感じの言葉でした。
現在の仕事では、周りの人より働いている部類に入ると思います。
日々の仕事がつまらないわけではないのですが、ふと「私のやりたいことって何なんだろう…」と考えることがあります。
私は完全に「やりたいことを考えている」状態にあるなと思います。
ガネーシャの言葉でもありましたが、私はこのままでは10年後も20年後も「やりたいことを考えている」状態なのだろうと容易に想像できました。
子供の頃ドッヂボールをやるために何をやりたいかなんか考えませんもんね。
どんどん行動していかなきゃいけませんね!
しかも無理矢理ではなく自然とです。
ガネーシャが課す課題の前半部分(相手を喜ばせる、トイレ掃除、何かをやめてみるetc…)は夢を実現できる人間になるためのトレーニング。
そして、最後の課題(応募するetc…)が夢に近づく第一歩なんです!
今の私自身に当てはめてみたらどうかを考えてみました。
自分の商売道具を大切にしていない…
相手を喜ばせることをしていない…
自分の長所を理解していない…
トイレ掃除ができていない…
身近な人を大切にしていない…
常に自分にベクトルが向いている…
あれ? これ、全然だめですね〜汗
こんな私ですから最後の言葉にドキッとするんですよね。
「ここまでのガネーシャの課題をやってみましたか?」
ラスト数ページのところでこんな問いかけがあるんです。
ドキッとする理由はもちろん何も行動していないからです。
実は昨日トイレに入った時、ガネーシャの課題を思い出しました。
その時はまだ最後の言葉まで読み進めていませんでした。
「トイレ掃除やらなきゃな〜」
そう思うだけで終わりました。
こんな体験があったからこそ、今の私はその程度だと認識できます。
こんな体験をさせてくれるこの本は読む人を喜ばせること間違いありませんね!
ただ自己啓発をするのではなく、
物語で読者を楽しませ、
もう知っているであろう知識を呼び起こし、
行動できない自分を認識させる!
とことん読者にベクトルが向いた本だと感じました。
だからこそ多くの人の心に響き、本が売れるのでしょう。
この本が大ヒットしたことまでを含め、ガネーシャの教えなんだと感じています。
『夢をかなえるゾウ2』『夢をかなえるゾウ3』も出版されているのでそちらも興味深いですね!
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