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【感想】『黒牢城』戦国時代×ミステリーでおもしろさ倍増!

こんにちは、ユキツーです。

今日は『黒牢城』を読んだ感想を書いていきます。

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書店で表紙を見て「なんか気になる…」程度の感じで購入しました。

数年前までは歴史小説を読むことがあったのですが、最近は小説や自己啓発本が多く久々の歴史物となりました。

残念なことに読み始めてすぐに「読みにくい…」と感じました。

まえがきが終わるまでに何度居眠りをしたことでしょう。

難しい言葉が多いので勉強しているような気分になり読書欲が落ちてしまいました。

そこで活躍したのがオーディブルです!

皆さんも知っていると思いますが、本を朗読してくれるサービスです。

たまたまオーディブルアプリを見ていたら『黒牢城』を見つけ、早速再生してみました。

すると、なんとおもしろいことか!

朗読のプロですから当然なのでしょうが、滑舌良く聞き取りやすい声が頭に入ってきます。

自分で読んでいたら分かりにくかった文章がとてもおもしろい文章に変わったのです!

登場人物のセリフ部分は、その時々の感情に合わせて臨場感ある喋り方になっていて映画を観ているようでした。

オーディブル、ほんとオススメです!

 

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いつの間にかオーディブルの話になってしまいました…汗

『黒牢城』に話を戻しますね。

この物語は史実を参考に繋がりのあったと言われている荒木村重(あらきむらしげ)と黒田官兵衛(くろだかんべえ)のやり取りをおもしろく創作したお話です。

戦国時代真っ只中のこの時代、さらに織田信長に謀叛を起こした村重のお話ですから単純に歴史物としてもおもしろいんです!

しかし、この作品はそこにミステリーを加えています。

ふと推理小説を読んでいるような気分になったりもしました。

実際に村重が何を理由に謀反を起こしたかは分かりませんが、この作品では「信長が人を殺しすぎる」という理由になっています。

そのためか、この荒木村重という人物に共感できて村重が追い込まれていく様子はとてもハラハラドキドキなシーンになりました。

歴史小説好きにはもちろんのこと、推理小説好きにも楽しんでいただける作品だと思います。

 

『黒牢城』というタイトルについて…

物語の中で印象的なシーンはやはり黒田官兵衛が幽閉されている地下牢のシーンです。

村重がたびたび官兵衛と話をしにくるのですが、この時に牢の黒さを強調した表現があります。

“暗い”ではなく“黒い”という印象です。

ストレートにつながるのであれば、黒い牢がある城だから『黒牢城』ということになります。

しかし、それほど単純なものではつまらないですよね?

村重が官兵衛を閉じ込めた黒い牢と村重が城主となって籠城を決め込んだ有岡城を重ねた表現になっているような気がしました。

ひとつひとつのミステリー要素が村重を閉じ込める有岡城を作り上げているような感じがしました。

この感じ方は人それぞれですので、ぜひご一読ください!

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ちなみに、歴史ものでおもしろいアニメと言えば『キングダム』ですよね!

続編が4月からスタートしますね!

楽しみですね〜♪

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