【野球観戦のための審判についてのお話】審判の全力疾走を見てみそ汁吹いた女の子がいました。
皆さんこんにちは、ユキツーです。
今回は『審判の全力疾走見てみそ汁吹いた野球素人女子』のエピソードを紹介しながら、野球の審判について野球観戦に困らない程度の内容で触れていきます。
目次
1 みそ汁吹いた審判の全力疾走
2 審判の種類とお仕事
3 審判も間違えることはある
4 プロ野球のおもしろさを引き立てる審判
1 みそ汁吹いた審判の全力疾走
野球経験者の私は今まで野球中継の中で審判の全力疾走に目がいったことは1度もありません。野球素人の女の子ツーさん(このブログの共同作業者)の目のやり場に驚きの連続です。
1死ランナー1塁だったと思いますが、バッターの打球はレフトとセンターの間の大きなフライ。ピッチャーとバッターを映す映像から画面が打球を追う野手に切り替わって2秒、ぶーっとみそ汁を吹き出すツーさん…ツボに入ったように笑いが止まらないツーさん。
画面が切り替わった時に2塁審判が打球の捕球確認に全力疾走しているところがツボったようです。まぁたしかに野球経験のない人にとっては野球の審判は止まってその場を動かないものみたいなイメージはあるでしょうしね〜。
いい機会だったのでツーさんに審判について簡単に教えてあげました。その内容を2〜4で書いていきますね。野球観戦で困らない程度の審判の知識ですのでその辺はご理解ください。
2 審判の種類
まずは審判の種類からですね。審判って試合をやる上ですっごく大事な存在なので、試合前に名前をコールされるんですよ。
キャッチャーの後ろにいる人が”主審”と言います。ストライクやボールの判定をする審判で一番仕事が多くて大変な審判です。
一塁ベースのところにいるのが”1審”、二塁ベースのところにいるのが”2審”、三塁ベースのところにいるのが”3審”と言いいます。1〜3審は基本的に担当するベースにきたプレイをジャッジするのが仕事です。
野球をあまりやらない人は知らないと思いますが、実は審判の方々もプレーの合間にコミュニケーションを取っていろいろと確認しているのです。アウトカウントはもちろんのこと、その状況における審判のフォーメーション確認などです。
この審判のフォーメーションについては野球観戦には必要ないので詳しくお話しませんが、ツーさんがみそ汁を吹いた2審の動きはまさにこのフォーメーションのひとつということです。
<邪魔な審判>
球場に野球観戦しに行くと、「え?あの審判邪魔じゃない?」なんてことを言う人見かけます。プレーの前、プレー中、いろんな場面で審判は立つ位置を変えます。一見邪魔そうに見えるその場所は、審判がジャッジするのに都合がいい場所なんです。
3 審判も間違えることはある
審判も人間…間違えることくらいある…当たり前ですが、ついつい忘れがちですよね。
野球観戦していると時々「は〜!?ストライクだろ!」とか「クソ審判!」とかヤジを飛ばすマナーの悪い観客に出くわします。絶対真似しないでくださいね。
現在はセーフやアウトのジャッジに対してリプレイ検証というシステムがあります。2〜3試合に1回程度は見かけます。「え?何があったの?なんで中断してるの?」なんて思う野球素人さんもいらっしゃると思います。ツーさんがそうでしたから!
リプレイ検証は各チームが審判にビデオ判定をしてもらい、正確にジャッジし直してもらう権利です。試合の流れが変わってしまうのうな場面ではよくリプレイ検証が行われます。
ただ、各チーム1試合にリプレイ検証を要求する回数は決まっています。無闇に使えるわけではありませんので覚えておいてくださいね。
4 プロ野球のおもしろさを引き立てる審判
プロ野球の醍醐味はやはり高い技術のぶつかり合いな訳ですが、そのぶつかり合いを演出してくれるのひとつが審判のジェスチャーです。
ストライクのコールひとつとってみても、ただ腕をあげるだけより体も一緒に動かしてあげてくれた方が見栄えがいいですよね。特に盛り上がる場面ではなおさらです。
本当に難しくて大変な審判のお仕事、少しは理解してくれましたか?
これから野球観戦するときは、ほんのわずかだけでも審判の動きを気にしてみてください。
今まで感じなかった野球の深さを感じることができるかもしれませんよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。