辻村深月『闇祓』1章の感想
こわっ…
書店に並ぶ辻村深月さんの『闇祓』を目にした時の第一印象。
黒っぽい表紙に真っ黒な闇祓の文字。
本を買う気のなかった私を引き止めるかのような表紙。
完全に衝動買いしてしまった。
帰宅して早速読み始める。
表紙裏に「闇ハラスメント」という言葉が解説されていた。
一章、女子高生が中心に物語が進行する。
何が闇なのか気になりながら読み進める。
どこにでもいそうな守ってあげたくなる女子高生。
その女子高生の周りにおかしなことが起き始める。
転校生がやってきたその日から生活が一変する。
なんでも相談できる友人、頼りになる先輩、家族、そして、転校生…
誰が闇ハラを?
想像しただけで鳥肌が立つような展開からのどんでん返しがたまらない!
一度沼にハマると抜け出せない…
周りから見れば簡単に抜け出せる…
現実にある本当に難しい問題。
なんとか光が差したと思ったらそこで一章は終わり。
文章構成や表現の仕方がとても読みやすく、飽きずに読み進めることができた。
2章も楽しみだ♪