【要チェック】2021秋アマゾンプライムビデオで楽しめるアニメ『王様ランキング』※ネタバレなし
こんにちは、ユキツーです。
アマゾンプライムビデオで楽しめる2021秋アニメの紹介をいくつかしてきましたが、今回はその中でも1番のおすすめアニメを紹介します。
その作品は『王様ランキング』です。
絵が嫌いだから見ない…は損!!!
2021年10月31日現在で3話までしかアップされていません。
原作も読んでいないので3話までのアニメを見てのおすすめ作品になります。
では、この作品の何がいいのか、ネタバレなしで紹介していきます!
目次
1 ざっくりとしたストーリー
2 現代に大事なこと
3 親からの見えない愛
4 成り上がり系アニメとの違い
5 まとめ
1 ざっくりとしたストーリー
まずはざっくりとストーリーを紹介します。
ネタバレはしませんので本当にざっくりです。
「王様ランキング」という各国の王様の統率力や戦闘力などをランキング付するシステムがある世界が舞台になっています。
スクールアイドル系のアニメによくあるアイドルランキング的なやつですね。その王様バージョンです。
主人公ボッチは、その王様ランキングのトップテンに名を連ねる王様の長男です。
このボッチ王子が王様ランキング1位を目指し成長していく物語です。
でも、それだけではここまでお勧めする作品にはなりませんよね。
なぜ私がこの作品を推すのか、、、
この先でしっかり説明しますね。
2 現代に大事なこと
近年、急速に障害(生きにくさ)への考え方が広まってきていると感じます。
障害といっても様々で、個性といった方がいいものもたくさんあります。
ここ数年でよく耳にした生きにくさに関する言葉といえば、
HSP、LGBT(Q)、ASD、そのほかにも多くの生きにくさを感じさせる症状を表す言葉が出回っています。
書籍も話題になったりして注目が集まっているはずではありますが、実際はあまり生きにくさへの理解は広まっていないような気がしています。
そんな現代の日本に、この『王様ランキング』は強いメッセージ性を持って訴えているような気がします。
このアニメの主人公、ボッチ王子は耳が聞こえません。口も聞けません。同年代の子供と比べ著しく筋力がありません。いわゆる障害を持った子供なのです。
障害を持った人への差別、嫌がらせ、陰口、そんなあってはならない現実を苦しいほどに表現しています。
現代の日本の社会でも同じことが山ほどありますね。
この作品を見て、子供は障害への偏見をなくしてほしいですし、大人は自分の行動を振り返って過ちがあれば正してほしいものです。
ちなみに、このアニメは障害だけでなく人種差別的な内容も含まれています。
これらの偏見・差別を乗り越えて成長していく主人公の姿が感動を生むこと間違いなしです。
3 親からの見えない愛
障害があって可愛がられない…自分がダメだからって自分を責めてしまうボッチの姿。
これは生きにくさを抱える多くの子供たちの姿を重なります。
自分がダメだから怒られたと思っている子供の背景には、実は子供を大切に思う親の気持ちがあったりします。
お互いに通じ合っていさえすれば問題は生じないはずなのに、うまくいかない親子関係の様子をうまく表現しています。
見ていてとてももどかしい思いをしますが、ここにある親としての大きな愛にどんどん引き込まれていきます。
この親の愛がどんな形になるのかも、この作品の楽しみのひとつだと思います。
4 成り上がり系アニメとの違い
多くの成り上がり系のアニメは、平凡な主人公がある力を手に入れて最強に上り詰めるストーリーです。
しかし、このアニメの主人公ボッチは何も手にしません。弱すぎるのです。
もちろん3話までに伏線らしきものはいくつかありますが、結局のところ弱いんです。
国民からの冷たい視線は変わりません。家来の裏切りにもあいます。
さて、ここから成り上がるには…
ボッチ王子の唯一の強みが今後の展開の鍵になりそうですね。
唯一の強みとは、、、本編でご覧ください!
5 まとめ
いくつかの項目に分けて『王様ランキング』の魅力をお伝えしてきました。
ネタバレなしをモットーにしているので伝わらない部分も多々あると思います。
表現力の乏しさは大変申し訳なく思っています。
とにかくこのアニメはどの年代、どの層の人にも見ていただきたい作品です。
ぜひ、ご覧ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。